雨音

情緒などない。脈絡もあまりない。後々の改訂は多々ある。

最近、僕が借りたBIGMAMAというアーティストのアルバムにTHE VANISHING BRIDEというものがある。意味は"消えた花嫁"。もともとBIGMAMAが好きで借りようと思ってたけど、まだ借りてないのが5種類以上あるから、5つだと安くなるから5つに絞ろうと思ってる時に見つけた。そんな意味のタイトルだから興味をひかれた。ジャケットも、僕が今まで見てきた全アーティストの全アルバムやシングルよりよかったと思う。アルバムにはこうある。

 

"跡形もなく消えた花嫁。

それが誘拐なのか、駆け落ちなのか、彼女の気まぐれなのか。

結婚式で花嫁を颯爽に奪い去り、駆け落ちて行く様は、この世の何より美しい。

ただし、そこに取り残され立ちすくむ新郎の姿は、この世の何よりも醜く、目を当てることもできない。

圧倒的な幸福が光を放てば、そこには影が存在し、闇が生まれるのだ。"

 

幸福と絶望を入り混じったような、一言で両立しえるような意味合いをつけてこのタイトルをつけたとのこと。

 

 

この歳になると、映画を見たりする時、主人公より脇役のほうに目がいったりしてしまう。まさに花嫁をとられた新郎のようなね。ドラマとかではだいたいはその新郎は性格が悪いものとして描かれるけど、そうじゃない時なんかは、僕は見てて死にたくなる。勧善懲悪のもと裁いてくれよとさえ思う。

 

以上 影側からでした。